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富士宮市 「宮JAZZ」 


今回は趣向を変えて音楽の話です。
先日、正確には6月12日(水)にピアノトリオのライブに行ってきました。会場はライブハウスではなく富士宮市市民文化会館の小ホールでした。
出演は田窪寛之トリオ。残念ながら全く知りませんでした。きっかけは富士宮市のお客様から「こんなライブがあるよ」という情報でした。水曜日はお店も定休日なので、チケットも当日券で2,000円(前売り券は1,500円)で安いし、ちょっと行ってみようかなという単純な動機でした。夕方から結構な雨になってしまいましたが、ピアノトリオのライブは久しぶりなのと、タイトルが「ビル・エバンス トリビュートコンサート」ということも惹かれるものがありました。

ネットで調べてみると田窪寛之氏のホームページがありました。1981年生まれの38歳で、高校生の頃にビル・エバンスの音楽を聴いて衝撃を受け独学でジャズを学び、高校卒業後バークレイ音楽院を経てプロの世界に入ったようです。また2004年にはカリブ海クルーズの客船の中でピアニストとして9か月間演奏をしたということ。今までリーダーアルバムは2枚。2017年の「Tone Painting」と2018年の「Waltz for Debby -A Tribute to Bill Evance」です。今回はこのアルバムの発売記念ライブでした。
会場の小ホールはフロアに椅子を並べると400名を収容できる多目的ホールで、当日は雨の割には七割八割くらい埋まっていたと思います。

メンバーは田窪寛之(P)、安田幸司(B)、長谷川ガク(Dr)で、このメンバーで何年もやっているようで息の合ったスムーズな演奏でした。田窪氏は眼鏡をかけた好青年という印象で、ビル・エバンス風の雰囲気を醸し出していました。ピアノの腕前はもちろんですが、MCがうまいのにはびっくり! これから人気が出そうな予感がしました。思いがけず、いいミュージシャンを知って得した気分になりました。
会場でCDを買って自宅で聴きましたが、録音がいいのにもびっくり! 店のデモディスクとしても十分使えそうです。ということでサイン入りのディスクを店に用意をしましたので、興味のある方は聴いてみてください。
会場に行ってから気が付いたのですが、小ホールの壁面には過去に行ったジャズライブのパンフレットが飾られていました。富士宮市では「宮JAZZ」といってジャズライブを定期的に行っているようです。これには富士市の老舗ジャズクラブ「ケルン」の協力もあるようです。
またこの「宮JAZZ」でネット検索すると、宇都宮市の「宮JAZZ」の情報ばかり。どうも宇都宮とは浜松とのギョーザ対決があったりして静岡県とは何かと因縁があるようです(笑)
富士宮市の「宮JAZZ」はこれからも注目していきたいと思います。