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MAGICO A3 デモ機 入荷しました


最近、ハイエンドスピーカーの中では話題沸騰の MAGICO A3 のデモ機が入荷しました。
何が話題かというと、ズバリその価格です。MAGICO としては異例の1セット130万円(1本あたり65万円!)という超お買い得価格です。 1セット500万円以上するモデルがほとんどのMAGICO の中にあって異色の存在です。創設者のアロン・ウルフ氏は従来のサウンドクオリティを継承しながら「がんばれば手が届く」価格帯のスピーカーを作ることが一つの夢だったようです。

こうして誕生した A3 を目の当たりにすると、従来のQシリーズと同素材の6061 T6 航空機グレードのアルミニウムを使い、複雑なブレーシングを持つ密閉型エンクロージャーといい、ダイアモンドコーティングこそ施されていないですがベリリウムツイーターだったり、ナノグラフェンを使用した超硬マルチウォールカーボンファイバー織布素材のミッドレンジ・ウーハーユニットを惜しげもなく投入した世界戦略モデルと言えるものです。しかも各ユニットはこのシステムのために新設計されたものとのことです。

スピーカーのセッティングには非常に敏感で、リスニングポイントとスピーカーまでの距離を左右で揃えるということとスピーカーの内振りの角度がポイントになります。角度はリスナーで好みがありますので、ここでは左右の内振り角度を揃えるということです。またスパイクの高さを調整して4点でガタツキのないようにするのも重要です。
こうしてセッティングされたその音質は正にMAGICOクオリティと言えるものでした。MAGICOらしいキリッとした音場の中に、従来のMAGICOの小型サイズスピーカーと比べて明らかに低域の量感は増えています。音の性格は従来のMAGICOとそう変わりはなく、粒立ちの良い鮮度感の高いサウンドが楽しめます。お酒で例えるならば、カリフォルニア産の白ワインのような爽やかさを感じます。

今回は当店のお客様のご希望でデモ機を用意させていただきましたが、このデモ機も全国を飛び回っているようで、なかなかタイトなスケジュールで、この連休中(9月15,16,17日)しか借りれませんでした。またバックオーダーもかなり入っているようで、今からの注文ですと年内のお届けは無理のようです。それくらいコストパフォーマンスに優れた、インパクトの強い製品であることは間違いありません。