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オーディオフェア in すみやサウンドギャラリーの見どころ・聴きどころ ESOTERIC編


11月5日(土)、6日(日)に開催する「オーディオフェア in すみやサウンドギャラリー」の見どころ・聴きどころを紹介するコラム。今回はエソテリック編です。
エソテリックは今年Fシリーズプリメインアンプを矢継ぎ早に3機種登場させましたが、何とついにGrandiosoシリーズのプリメインアンプ Grandioso F1まで登場いたしました。しかも同シリーズの一体型SACDプレーヤー Grandioso K1まで伴っての登場です。この2機種は両方共に価格が200万円と、思い切ったというべきか常軌を逸するというべきか、いずれにしてもこのカテゴリーの製品としては国内最高額で、海外を含めてもそうは出ていない高級品であることは間違いありません。しかも限定生産ではなくレギュラー製品ということでまたびっくり! 
まあGrandiosoシリーズも最上位モデルは肥大化が目立ち、こうしたシンプルな構成というのはそれなりのメリットはあると思いますが、でも2台で400万円ですからねえ…(笑)。ではそれぞれ特徴を見ていきましょう。
Grandioso F1の一番の注目ポイントは「ESOTERIC MODEL200」という自社製MOS-FETを投入したことです。これは新日本無線㈱とエソテリック㈱の共同開発で、次世代のハイテク素材シリコンカーバイドを用いたパワーMOS-FETをパラレルプッシュプルClass A回路としております。尚、今後のエソテリックのパワーアンプはこのディバイスを採用していく予定だそうです。また電源部も強力で、1000VAのカスタムトロイダルトランス、チャンネルあたり10,000μF×4本のデュアルモノ構成のブロックコンデンサーを採用しております。尚出力は30W+30W(8Ω)、60W+60W(4Ω)です。
Grandioso K1はDACチップに旭化成エレクトロニクスの最高峰プレミアムDAC「AK4497」を採用してSN比の向上が図られました。またUSB入力はDSD11.2MHz、LPCM 384kHz/32bitの対応を可能にしています。トランスポートメカニズムは最高峰の「VMK-3.5-20S」を使用して一体型プレーヤーとしての最高性能を目指しました。それにしても両機種ともフロントパネルは非常に凝ったデザインと仕上げで、高級感満載ですね。
DACチップに関しては、アキュフェーズが採用したESS 9038PROに対して、エソテリックが採用した旭化成AK4497という2種類のハイエンドDACチップがあり、こちらの対決も興味をそそられます。

Grandioso F1

Grandioso K1