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オーディオフェア in すみやサウンドギャラリーの見どころ・聴きどころ LUXMAN編


11月5日(土)、6日(日)に開催する「オーディオフェア in すみやサウンドギャラリー」の見どころ・聴きどころを紹介するコラム。今回はラックスマン編です。
今回ラックスマンは伝統的な木箱入りの真空管プリメインアンプ LX-380を10月下旬に発売いたします。このシリーズは1963年発売の初代SQ-38から受け継がれて今回が12代目とのことで、この継続性こそがラックスマンのアイデンティティーと言っても過言ではありません。前作のLX-32uは出力管にEL-84を8本使うという、ちょっと変則的な構成でしたが、今回は6L6GCのパラレルプッシュプル(4本使い)という伝統的な構成となっております。またサイズも従来モデルは横幅が小さいものが多かったのですが、今回は440mmと一般的なフルコンポサイズとなりました。もう一つの特徴として最近の製品に搭載されている電子制御アッテネーターLECUAを搭載したことが挙げられます。外観を含めて古典的な作りの中でもこうした最新ディバイスを投入することはなかなか好感が持てます。まあその分価格も46万円とかなり上がりましたけどね。またこのシリーズの限定品としてピアノフィニッシュの木箱とシャンペンゴールドのフロントパネルをまとったLX-380Gを50台限定で12月に発売するようです。但し価格は10万円アップの56万円とのことです。
またこのアンプに合わせて、木箱入りのCDプレーヤーD-380も併せて発売になります。従来モデルと同じようにアナログ出力回路を真空管とトランジスタの切り替えができるようになっております。価格も29万円とリーズナブルですが、LX-380がLECUAを搭載したようにD-380もUSB入力を加えるなりSACD対応にするなりもう一皮むけた製品にしてほしかったと個人的には思います。
もう一つ新ジャンルとしてクリーン電源ユニットES-1200(58万円)が登場します。この製品に対してはラックスマンユーザーからの要望がかなりあったようです。最大1200VA供給能力でサイン波形差分同期補正回路ということで、基本部分はアキュフェーズのPS-1230と同等の能力を持っていると思われますが、超高効率電源回路搭載とのことで重量が17.5kgと軽量です。ラックスマン流のこだわりがどこにあるのか確かめてみるのも面白いと思います。

LX-380

D-380

ES-1200